教えの夜

長年刻まれた無数の無謀

その体と語ったあの日の記憶


あなたの教えは 怯む私の中

楔を打ち込む 鋭く静かに


ああ真っ赤な口紅をつけ

そんな依れた服は脱いで

自分で自分を落とすなんてもうやめなさい




手に入らないもの追いかける度

疑った過去さえ正されるようで


あなたに誓って この目に灯る火

絶体絶命でも 試練に感謝を


左手の腕時計も

右の手にはめた指輪も

外してそこには覚悟だけあればそれでいい




ああ真っ赤な口紅をつけ

そんな依れた服は脱いで…


今にも消えそうな姿

生温く震える声

琥珀色を飲み干し

あなたがあの日残した生