海辺のふたり

夕暮れは美しいなんて誰が決めたの
塞いだ演出も波が嘲笑う
 
味気ない
見ていない
 
海岸の砂を掬い上げあなたが説くは
その手の数億の命について
私は完成しないお城がただ寂しかったの
 
 
あれを愛と呼んだのも
それを裏切ったのも
私たち
 
水平線に試されて離した体
向き合えば一番近い
背中を向けば一番遠い
私たち
 
 
夕暮れは美しいなんて誰が決めたの
滲んだ青春を波があらうまで
 
完成しないお城を見つめてる
完成しないお城を見つめてる
 

 

見つめてる